退任記念展 前川義春 −内在から表面へ−

今年度で広島市立大学芸術学部・芸術学研究科の前川義春教授が退任されるのを記念し、退任記念展「前川義春―内在から表面へ―」を開催します。
 前川教授は本学開学の1994年から27年間、教壇に立たれ、令和3年3月をもって退任されます。学生時代から石を素材とする彫刻制作を始め、29歳からはドイツ・ミュンヘンの芸術大学で、彫刻の創作研究を行なっております。
 芸術を通した都市計画の研究とともに、ヨーロッパやアフリカで開催される彫刻シンポジウムでの制作を通して、作品制作の技術を学んできました。39歳で本学に着任し、地域と協同した作品制作やプロジェクトを企画・運営し、彫刻専攻においては石彫や塑造の実技指導を中心に後進の指導にあたってこられました。今回、作品約20点や関連資料から業績を振り返ります。
■日  時:令和2年(2020年)10月28日(水)~11月6日(金) (10日間) 10:00 – 17:00
■会  場:広島市立大学芸術資料館5階展示室 入場無料
■出品作品:「切頭平行六面体のある机」「折り鶴」など彫刻作品20点、模型、図面、関連資料
* コロナウイルスの感染拡大防止のため、オープニングセレモニーやギャラリートークは開催しないことといたしましたが、オンデマンド配信で作品解説を公開する予定です。


広島市立大学芸術資料館 ウェブサイト

http://museum.hiroshima-cu.ac.jp/index.cgi/ja?page=Home