サマースクール開催

8月1日より学内彫刻アトリエにて
サマースクールが開催されています。
全3日間で、デッサン8時間、塑像8時間という
彫刻専攻の一般入試に近い形式で行われています。

デッサンの課題は「ブルータス」
写真は2日目塑像「グデア像」の制作風景です。

グデア像は一見シンプルで簡単そうですが、
よく見ると複雑な形をしています。
また、帽子(?)のふちにとらわれて頭と顔のつながりがズレやすいので、
注意が必要ですね。

また、この像は、古代メソポタミアの独特の美意識のなかで作られているので
それを表現するためには、主観にとらわれず、
かなり注意深く観察しながら制作する必要があります。
技量の差がはっきり出やすい、難しい課題だと思います。