対馬アートファンタジア 2012

彫刻専攻の教員、学生が参加しているアートプロジェクトです。
対馬アートファンタジア構想
本プロジェクトは、対馬を舞台にして展開された諸外国との文化交流を、現代アートを介してリバイバルしようというものです。ファンタジアは価値観の異なる人たちが、全ての固有性を越え出会う場所を意味します。韓国朝鮮の人たち、日本の人たち、またアジアの人たちが出会う場所であった対馬の地で催されるアートイベントは、今日的な東アジアのマージナルマンを育み、新しく多様な文化交流を促進させます。
言うまでもなくアートとは、”個人” の自発的創作行為です。『国家』 を超越し、世界と活発に交流する 『個人』。近代以前の対馬には、そのような “海人性” が存在しました。本プロジェクトは、その対馬という地勢のアイデンティティをもってこそ具現されるファンタジア構想です。


参加作家 伊東敏光、オマル・ロサレス
会期 2012年10月6日[土]ー11月10日[土] 会場 西山寺、半井桃水館、有明荘、藻小屋ほか〈長崎県対馬市厳原町、峰町木坂村〉
オープニングセレモニー 10月6日[土] 18:30より万松院にて
tel:0920-53-6111
昨年の展覧会の様子がご覧頂けます。
「対馬市オフィシャルホームページ」http://www.city.tsushima.nagasaki.jp/sightseeing/cat74/artfantasia_index.html
(七搦)