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10.2012

高大連携彫刻講座

10月6・7・8日の3日間で高校生が広島市立大学芸術学部で授業を受ける『高大連携授業』が行われました。年に一度の開催なので、その時々によって開催される講座は異なります。昨年はデザイン工芸学科の現代表現領域によって授業が行われ、今年は5年ぶりに彫刻専攻が担当し、本講座には広島市立基町高等学校が参加ました。
基町高校には創造表現コースという普通科の美術コースがあり、その中から1年生9名と2年生6名の計15名が来学し、講座を受けました。
今回の課題は『粘土での自刻レリーフ制作とその石膏取り』で、初日の午前にチャールズ・ウォーゼン准教授によるレリーフの歴史と種類の講義の後自画像デッサンをし、午後から2日目の終わりまで粘土でレリーフを制作しました。
チャールズ准教授による講義
デッサン
山中非常勤助教によるレリーフ制作解説

制作
前川教授による指導
3日目には粘土での完成作品を講評し、石膏取りを行いました。

講評は受講人数が多かったため少し駆け足で進められましたが、高校生にとって良い学びになっていればと思います。
石膏取り下準備
石膏取り中の写真が無い事が心残りですが、高校生は楽しく、且つ熱心に制作してくれ、こちらとしてはとても満足な結果となったと思っています。
山中