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04.2013

第1回 彫刻論

  
彫刻専攻では、前期の毎週木曜日の午前中に「彫刻論」という講義が開かれます。
第1回目となる本日は、チャールズ・ウォーゼン准教授の講義です。

学生達の前には、何やら見た事の無い機械が2台。
始まる前から学生達は興味津々の様です。

その正体は、3Dプリンターです!
これはコンピュータ上で作った3Dデータを設計図として、断面形状を積層していくことで立体物を作成する機械で、この2台は熱で融解した樹脂を少しずつ積み重ねていくタイプのものです。
今回は、実際に起動させてこの3Dプリンターの使用方法を紹介するというものでした。

具体的には、使用する数種類のソフトや作りたい形にデータを加工する手順を説明して下さいました。

機械を起動させて立体にプリントするまでに地道な修正作業や繰り返す工程が以外と多く、粘り強く取り組む姿勢が必要な点は、実材で彫刻を制作することと似ているそうです。

いよいよプリンターが始動!

不思議な動きに学生は見入っています。
ゆっくり、少しずつ形が生まれていきます。
 

出来上がりの作例です!
かなり細かい形も作れるそうなので、データー制作を頑張れば立体になって現れる時の感動は一段と大きいようです。

次回も引き続きチャールズ・ウォーゼン准教授による講義です。
他専攻の学生も聴衆可となっております。
場所 芸術学部棟5階532室
時間 毎週木曜 10:40-12:10
(七搦)