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04.2013

一年生首像(割型実習)

一年生の最初の彫刻実習が始まり、早一週間が経ちました。
カリキュラムの変更等があって今年度は粘土による制作が最初になり、受験までにも制作したことのある、人体の一部である頭部を制作することが課題となっています。
しかし受験では6〜12時間程度で制作する頭部も今回の制作時間は40時間にも及びます。
受験までに学んだ事から一層も二層も進歩し、かつ表現力を高めるためにこれだけの時間が準備してあります。
そして今回の首像は割り型といって大量生産出来る技術で型取りしていきます。
石膏をはじめとして、ロウ、モルタル、紙などの素材を用いて複製していきますので、出来上がりは乞うご期待!!
先ずは課題説明
前川教授により首像制作の注意点と、チャールズ准教授により割り型技法の解説が行われました
心棒制作です。人体の構造を捉える上で大切な作業です
そして心棒の秀作です


二点とも少し硬さがありますが、簡単な木組みの技術修得と共に人体の内部構造を自分なりにしっかりと捉えています
粘土による完成が楽しみです。
山中