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06.2013

2年生100枚ドローイング講評

2年生は木彫実習の後、チャールズ・ウォーゼン准教授担当のミクストメディア実習に入りました。
今日はその課題の一つ、「100枚ドローイング」の講評会でした。

この課題はその名の通りドローイングを100枚制作するもので、作品の素材や表現方法は自由です。
講評では、展示方法も含めドローイングのコンセプトをひとりづつプレゼンしていきました。

中には野外の風景に手を加えた写真による作品、ひたすら泥で線を描いた作品、テラコッタでタイルを制作し一つのテーマから浮かぶ絵を描いた作品などがありました。



今年は例年に比べて立体による表現は少なく、「描く」という行為にそれぞれが深く向き合った印象を受けました。
彫刻を制作しているときの学生達からは想像できない、意外な一面を見る機会となりました。
この課題に限らず、今後も彫刻の制作と同時に日頃からドローイングを続けて欲しいと思います。
(七搦)