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11.2014

平成26年度鞴祭

11月7日、石彫工房にて鞴祭を行いました。
鞴祭とは、多く11月8日に、鍛冶屋、鋳物師、石工など鞴を使って仕事をする職人が一日仕事を休み、稲荷神または金屋子神などの守護神を御祭神として1年間の安全と仕事の繁栄を祈願し鞴を清めて祝う行事です。
鞴とは、金属の加工には欠かすことのできない火をおこすための道具で、彫刻専攻では石彫実習の際に石を彫る為の鑿の加工、金属実習での鍛造を行う際に欠かせないものです。そのため本専攻でも鞴祭りを行うことが恒例行事となっています。
この日は朝から各工房の掃除を行い、大学院1年生が中心となり石彫工房で準備を行いました。

前川教授から注連縄の作り方を教わる1年生。徐々にコツを掴んできた様です。
隣では調理も始まりました。

同時に会場の設営も進めます。

神棚の設営は毎年緊張感がありますね。

皆が楽しみな瞬間です。

毎年神主、巫女は学生が勤め後輩が引き継いで行っています。
今年の神主は2年生が務めました。

今年も盛大な鞴祭りとなりました!
お供え物を下さった皆様、心からお礼申し上げます。
学生の皆は後期もケガがないよう、気を引き締めて制作頑張りましょう!
(七搦)