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07.2012

一年生塑造『胸像』講評

本日は一年生が入学して初めて行う塑造の『胸像』の講評会が行われました。
内部構造を理解することに重点をおいた心棒組や、大学に入学する前までは考えたことの無かった人体構造の把握という、学生たちにとっては重たい課題を背負わせての塑造でしたが、3週間の粘土付けを短く感じるほどに充実した制作期間だったようです。
今回の実習の主指導を担当した秋山講師を中心とした講評会の様子。
本実習での秀作です(本作は以前心棒も紹介したものです)。
今回は個性豊かで、それぞれが自分の持ち味を活かした(悪く言えば殻にこもったとも)作品が多く、興味深かったのですが、しかしそれぞれの課題も浮き彫りになったように思います。
次回は一層の努力を期待しております。
明日からは石膏取りです。
粘土で作った作品の印象を壊さないよう、慎重に作業したいものです。
(山中)