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11.2012

鞴祭

11月9日(金)彫刻専攻一同で鞴祭を執り行いました。
『鞴』とは金属の加工には欠かすことのできない火をおこすための道具で、鍛冶屋、鋳物師、石工など鞴を使う職人たちは、旧暦11月8日を鞴祭と呼び、この日は一日中、仕事を休み、 鞴を清め、お神酒、赤飯、ミカンなどを供え、守護神の稲荷神を祭りました。
彫刻専攻では石彫実習の際に石を彫る為の鋼鉄製の無垢鑿の先端と頭の加工とその焼入れと、金属実習での鉄板や鉄の無垢材の絞り、鍛造を行う際に鞴は欠かせない存在です。
そのため、本専攻でも鞴祭りを行うことが恒例行事となっているのです。
神主、巫女は学生が勤めるのですが、いつもなかなか本格的で頼もしい限りです。
この度も多くの来賓の方々にお越し頂き、盛大に鞴祭を行う事ができました。
ありがとうございました。
また多くのお供え物をありがとうございました。
今後とも広島市立大学芸術学部彫刻専攻をよろしくお願いいたします。
(山中)