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05.2013

三年生塑造実習

三年生は塑造・人体全身(140㎝程度)の実習で、只今心棒を制作しています。この心棒制作は木彫でいう木取りと同じで、人体彫刻を制作する上では重心や人体の構造、動きを捉える上で最も大切な仕事なのです。
したがって心棒は人体の『中心』を捉えた上で制作していかなければ彫刻にとって良いものはできません。六週間の本実習の中で心棒には一週間という時間を設けているので、しっかりと人体を観察し、彫刻の芯となり得る心棒を制作して欲しいと思っています。


(山中)