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07.2011

古美術研究特別講義 松永忠興先生

本日と明日にかけて、彫刻、日本画、デザイン専攻の学部三年生を対象に、古美術研究特別講義が開かれます。
本日は、京都の美術院国宝修理所より松永忠興先生にお越し頂きました。
講義では、松永先生が今まで携わってこられた仏像の修理について、またその他の美術院での研究内容や美術院の役割とはどういったことかということについてお話しして頂きました。

興福寺の阿修羅立像や東大寺法華堂の弁財天立像を模造・修理する過程を細かく説明された後、学生も参加して「へギ板」という骨組みを作る実演も行われました。

仏像に関してだけでなく、もの作りや人の生き方についても熱く語る姿が印象的でした。
大変貴重なお話しをして頂き、ありがとうございました。