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07.2012

彫刻論  松井紫朗先生

テーマ 「空間定位」
本日の彫刻論は、京都市立芸術大学教授、松井紫朗氏にお越し頂きました。
先生は、主にシリコーン・ラバーという特殊な人工素材を用い、鮮やかな色彩の伸びやかでユーモラスな物体が建築空間へ拡張していく作品を国内外で発表されています。

今回の講義では、「空間定位」というテーマで、ある空間におけるものの捉え方について、先生の作品を例にお話して頂きました。

ものの見え方を検証するために、学生も参加して様々な実験を行いました。







現在、先生は宇宙環境における芸術の意義と可能性を探る宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同プロジェクト「手に取る宙~Massage in a bottle~」に取り組まれており、これは実際に国際宇宙ステーション「きぼう」で使われたシリンダーだそうです。
意外と重かった!
お忙しい中、広島市立大学にお越し頂きありがとうございました。
(七搦)